2021/06/17に個別株投資ポートフォリオで保有していたZOOM株を一部売却しました。
ZMに投資していた理由とZM売却理由をまとめておきます。
ZM株に投資した理由
※上画像2021/03/12前後で購入
ZMに投資した理由は、以下の通りです。
- 売上の急激かつ継続的な伸び
- コロナ禍の状況の中で需要が継続し続けるとの期待
- 株価の急上昇からの急下落で割安に感じた
特に銘柄分析などはしていませんでした。正直SNSで流れてくる上記に関連した情報に煽られて何となく投資したにすぎません。
結局、投資した時点から先日の売却時点までで、あまり株価は冴えませんでした。若干のプラスといったところです。
ZMを売却した理由
ZMを売却した理由は、以下の通りです。
- コロナワクチン接種が進み、リモートワーク需要が減ってくる(またはこれ以上伸びない)
- AppleのSharePlay機能にZM潰しの可能性を感じた
- もし、上記1と2が実現する場合、ZMは主力サービス以外に売り上げを作る必要があり、それは簡単ではない
- 現在フルインベスト状態であり、今後の金利上昇局面で下落した株を買い増すための資金を確保しておきたい
基本的には、1と2がZM売却の最も大きな理由です。
ZMのビデオチャットは音声と映像の遅延が少なく非常に使いやすいですが、5Gが普及すれば遅延の問題は差別化要因にならない可能性があります。もしくは、優位性が薄まると思います。
ZMはオンライン英会話など、ZMを活用した各種サービスで使われています。それらのサービスが成長するに従って、ZMの利用者数は今後も増えるとは思いますが…、Appleのshareplayで容易に置き換え可能です。また、MicrosoftのTeamsがZMの社内通話利用の売り上げを奪っていく可能性もあります。
とすると、現時点で売り上げ爆増状態であっても、今後5〜10年先はどうなるか分かりません。
私は個別株投資も、老後資産形成用のETF投資ポートフォリオと同じく、5〜10年スパンの長期ホールドを前提として投資しています。ですので、ZM株は売却するとの結論に至りました。
売却して得た資金は、現時点で保有している株で、将来性があり、かつ時価総額が低い株に振り分ける予定です。