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3銘柄シンプルETF投資(QVT投資)のリターンを上げる3つの方法

私が実践中のQQQ・VTI・TLTの3銘柄シンプルETF投資法のリターンを上げる方法について書きたいと思います。

下記記事で書いたとおり、別にリターンをあげる方法を取り入れなくても、QQQ・VTI・TLTの3銘柄投資法(以下、QVT投資)でS&P500インデックスETFのリターンを超えることは可能です。年利 約12%のリターンですから、これ以上リターンを上げるために時間と手間をかける必要はないとも言えます。

QQQ・VTI・TLTのシンプルポートフォリオでS&Pのリターンを超える方法

ただ、もう少しリターンを高めたい人は、以下の3つの方法を試してみてもいいかも知れません。

保有比率を変えてリターンを上げる

QVT投資のリターンを上げる方法_01

参考:Backtest Portfolio Asset Allocation

ポートフォリオ管理を簡単にするために、QVT投資ではそれぞれ約33%づつ保有するのをおすすめしています。

ただ、QQQとVTIの保有割合を変えると、若干リターンを上げることができます。

長期投資での下落リスクは負いたくないので、債券ETFのTLTの配分は30%を固定とし、QQQとVTIの割合を変更してやると、上画像のような結果になります。

QQQ・VTI・TLTを約33%づつ保有した場合、年利は約12%でしたので、QQQとVTIの割合を変えてやることで、年利+1%前後改善させることができます。微々たる差ではありますが、長期投資となるとこの+1%は大きな差となって運用総資産額に反映されます

もちろん、上画像でシュミレーションしていないQQQ60%+VTI10%+TLT30%というような偏ったポートフォリオを運用してもいいですが…、その場合ボラティリティが激しくなります。また、ハイテク分野に資産の大半を掛けることになります。

もし、また1990年代に起こったインターネットバブル崩壊のようなことが将来おらないとも言えません。

ですので、あまり偏ったポートフォリオ運用はおすすめしません。偏らせても、上画像でシュミレーションしているQQQ50%+VTI20%+TLT30%が限界かなと思います。

ちなみに、TLT30%を守れば、QQQとVTIの比率を変えても最大下落幅と年間最大下落幅はほぼ変わりませんので、リスクはほとんど増大しません

安値で投資してリターンを上げる

QVT投資のリターンを上げる方法_02

QQQはNASDAQ100指数に、VTIは米国市場全体に投資するETFです。QQQとVTIは、ある程度S&P500指数に連動して動きます。

ということは、S&P500が下がったときにQQQとVTIを買い増せば、リターンを上げることができるといえます。

S&P500は、一年間のうちに何度か大きく調整(大きく下がる)します。その際に、保有現金からQQQとVTIに追加投資する。または、TLTを少し売却してQQQとVTIに投資すれば、リターンを上げられます。

たとえば、「S&P500が直近高値から-5%から-10%下がったときに買い増す」というようなルールを決めておけば、調整時を上手く捉えて追加投資することができます。

この調整時の追加投資法については、また機会があれば詳しく書きたいと思います。

レバレッジをかけてリターンを上げる

2008年のリーマン・ショック、または2020年のコロナショックのように、約10年周期で株式市場は暴落すると言われています。

暴落が起きたとき、日経平均やS&P500は直近高値から-50%近く暴落します。

実際、リーマン・ショックで日経平均は直近高値から約-51%暴落しました。コロナショックでは約-30%暴落しました。S&P500も同様に暴落しました。

2000年以降の日経平均株価の「●●ショック」を振り返るリーマン、チャイナ、コロナ

 

QVT投資のリターンを上げる方法_04

しかし、長期的に見ると、S&P500は暴落を乗り越えて上昇します。実際、記事執筆時点(2021/04/06)で、S&P500はコロナショック直前の高値を超え、史上最高値を更新しています。

そうであれば、暴落時を狙って投資すれば、大きく儲けられるということです。

ただ、当然 暴落時は運用資産も現金も底をついていることが多いです。追加投資したくてもできません。

しかし、信用取引を使えば、現金がなくても追加投資することができます。もちろん、信用取引は危険ですし、投資初心者には絶対勧められません。中上級者にも易易と勧められるものではありません。

それをわかった上で、あえてリスクをとってリターンを上げたい人は、暴落時に信用取引を使って投資するのもありかなと思います。

とはいえ、信用取引は保有資産の5〜15%まで。期間は1年未満。というように厳格なルールを決めて投資すべきだと思います。暴落の上に信用取引で追証が発生すれば、全資産失いかねませんからね。非常に危険なものだと認識して置く必要があります。

ちなみに、日本の証券会社では、米国株式で信用取引を行うことはできません。ちょっとしたテクニックを使うとできないこともないのですが…、信用取引を推奨しているような記事になるのは嫌なので、本記事では記載しないでおきます。

おわりに

正直、「安値で投資する」「信用取引で投資する(レバレッジを掛けて投資する)」の2つに関しては、やらなくてもいいと思います。推奨はしません。

S&P500が-5〜-10%下落するたび追加投資するのは手間が増えますし、信用取引は過大なリスクを追うことになりかねませんので。

ただ、QQQとVTIの保有比率を変えるのは、リスクをほぼ増やさずにリターンを上げることができるので、試して見る価値はあると思います。

QVT投資については、下記の記事でも詳しく書いていますので参考にしてみてください。

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QQQ・VTI・TLTのシンプルポートフォリオでS&Pのリターンを超える方法(QVT投資法)

私は個別株投資もETF投資も両方やっているのですが、最近は個別株投資を中断して、ETF投資に集中しています。 ETF投資に集中している理由は以下のとおりです。 ある程度ほったらかしでいい (月1回メン ...

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