人生

2つの選択肢で迷った時の考え方(どうやって決断するか?)

人生には何度か「AとBのどちらを選ぶか?」という究極の2択を迫られる場面がある。

そして、大抵の場合、その決断は後から変更できない不可逆なものである。もしくは、後から修正できるとしてもその難度は極めて高い場合が多い。

例えば…

  • 進学(どの学校に行くか?)
  • 就職
  • 結婚
  • 出産(子供を産むか否か)
  • 起業
  • 移住

といったものがそれにあたる。

さて、こういった人生の帰路に立たされた場合、どうやって決断すればいいのか?その方法について、私の考え方をまとめておく。

必ずしも私の考え方が正解とは言えないが、読者が決断に迫られた時、その負担を軽くすることができると思う。

実は、どちらを選んでも正解である

いろんな選択肢がある中から、A or Bの2択まで絞り込むことができ、その2つのどちらを選ぶかで悩んでいるということは、どちらも選び難いほど良い選択肢だと考えることができる。

もちろん、どちらか一方を選べば他方は選べない。切り捨てた方のメリットが惜しくなるのはわかる。しかし、それはトレードオフなので仕方がない。受け入れる他ない。

ショートケーキを食べるか、ステーキを食べるかで悩んでいるようなものである。どちらも美味しいが、違う美味しさである。どちらを選ぶかは、その時の自分の心の声に従って決めればいい。どちらを選ぼうと美味しい食べ物にはありつける。

たとえ間違った選択をしたとて、結局どちらを選ぼうか死ぬほど悩んでいた2つのうちの1つを食べられるわけで、大した損失にはならない。であれば、早く決断してしまった方がいい。

「AではなくBを選んでいたら、もっと成功したかも…」は幻想である

AかBかの選択で、Aにすると決断した後、AではなくBを選んでいたらもっと成功していたかも?と考えてしまうのは時間の無駄である。

Aを選ぼうとBを選ぼうと、この疑念は襲ってくる。しかし、一切無視して良い。なぜなら、Aを選んだ場合の人生と、Bを選んだ場合の人生は比較することができないから。よって、考えるだけ無駄である。

この疑念のいやらしいところは、AではなくBを選んでいたら失敗していた可能性もあるのに、それを全く考慮していない点である。

たとえば、AかBかの選択で、Aを選び、ある程度良い結果を残せたとしよう。しかし、「Bを選んでいたらもっと良い結果が出ていたかも?」という疑念が襲ってくる。でも、Bを選んでいたら、Aを選んだ場合より悪い結果になっていた可能性も十分にある

また、Aを選んであまり良い結果が出せなかったとしても、Bを選んでおけば正解だったのに…とはならない。なぜなら、Bを選んでいたら、Aを選んだ場合よりも更に悪い結果になった可能性もあるので。

つまり、「AではなくBを選んでいたら(もしくは、BではなくAを選んでいたら)、もっと成功していたかも…」という疑念は幻想でしかない。そんな考えに悩まされるぐらいなら、選んだ方で良い結果を残せるように注力するか、大きな損失が出ないうちに損切りするかしたほうが良い。

「もし、〇〇を選んでいたら…」という悪魔の囁きに悩まされる時間は無駄でしかない。

ゴールを明確化し、合目的的な方を選ぶ

AかBかで悩むのは、単純にAとBのメリットデメリットを比較しているからである場合が多い。

最終的にどうなりたいのか?というゴールから逆算し、そのゴールに達成するためには、AとBのどちらを選ぶ方が良いのか?という、ゴールからの逆算で考えられてない場合が多い。

たとえば、最終ゴールが「お金持ちになる」だった場合、たくさんお金を稼げる方を選べばいい。

しかし、最終ゴールが「幸せな結婚生活を送る」だった場合、お金だけではなく、自由時間や働き方等を総合的に考慮して良い方を選ぶことになる。

最終ゴールを明確にすることで、選択基準が生まれる。AとBを詳細に比較するのではなく、最終ゴールから選択基準を作ることで決断しやすくなる

第3の選択肢を探る

一歩引いて、「AとBの両方のメリットを享受できる他の選択肢はないか?」と視野を広げる

または、「ゴールから逆算して、そもそもAとBのどちらかを選ぶ必要があるのか?」と前提条件を疑う

前者の場合、第三のCという選択肢が見つかる場合がある。後者の場合、AもBも選ぶ必要がないとわかる場合がある。

AもBも両方試してみて決める

ある一定期間だけと制限を決め、AもBも両方試してみて、どちらか良いと感じた方を選ぶ。

想定していたメリットやデメリットが、実際やってみると考えていたものと違ったということは意外と多い

よって、試せるのであれば、両方試してみてから、良いと感じた方を選ぶのは実用的な決断方法である。

もちろん、結婚や出産といった決断の場合、この「試す」手法は使えない。しかし、就職はインターンシップを利用することで一定期間就職後の生活を試せる。進学も学園祭等に行ってみることで進学後の生活を疑似体験することができる。

おわりに

最も避けるべき結果は「いつまでも決断できずに永遠に悩み続ける」ことである。

たとえ間違った方を選択するとしても、早く決断して経験値を積み、次の決断時にその経験を活かせるようになる方が良い。

決断するたび経験値が増え、次の決断の確度が高まる。であれば、決断回数は多い方が良い。

一見、長期間悩んで決断したほうが良い結果を得られる気がするが、決断スピードを上げて決断回数を増やす方が、長期的にみて正しい決断が下しやすくなる

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